きたまさ法に関する記事です. よすぽさんの記事 を参照して書きました.
問題設定
整数
行列
とすれば,
なので,
計算
したがって,
(1)の右の式より,
と書いて,最下行を比較すると,
である.
以上より,次の手順で
なので, が求められれば良い. を,「 」 と 「 」 で書く.たとえば, なら, . この内側から順に を求めていく. のときには,(3) を適用する.この計算量は, のときには,まず (3) を 回適用して, を求める. すると(2) より が決まるので,(4) の右辺が計算できる.この計算量は,